2021→2022

 

いつの間にか2022に突入。

新年あけましておめでとうございます。

 

こんなに年末年始感のない年末年始は初めてで、

子どもの頃は何か特別感のあったこの時間が、

日常のごとく過ぎることに「ああ、大人になったな…」と感じます(小並)

 

というのも明日から仕事再開!で、

年始早々、授業の準備をしないと間に合わない…。

次から次へと来る”講習”を乗り切らなければ…。

 

 

4月から結構つらい時間が続いております。

 

2021年いちばんの壁は7月頃でした。

1学期中間テストで90点代をバンバン叩き出し、

学年順位トップ10に入る生徒が続出し、

「すごいなあ…」と思っていたものの、

期末テストで少し点数や順位が下がってしまったことが大きなダメージに。

 

今思えば大したことではないのですが、

講師1年目で、担当する国語なんぞきちんと勉強したこともない…。

(生徒と同様、新しい単元が来ては勉強して黒板の前に立つ繰り返し。)

そんな若手のペーペーが高校受験を控える中3生に、

ましてや学年トップ10に入っているような中3生に、

教えられることなんてあるかい…!と

毎回毎回、心拍数が上がり膝はふるえ、

背中に冷や汗が流れるのを感じながら授業しておりました。

 

その結果、

完全にメンタルがやられ、

生徒の前に立つのが怖くなり、

10日間ほどダウンする事態に陥りました。

 

 

一時は”転職”も考えましたが、

会社がうまいことフォローしてくださって

なんとか今日まで続けることができています。

 

いやあでもキツいねえ。

色々なことに挑戦した大学時代を経て、

自分の中で何か「耐える」時期が必要だなあと思いました。

「結果を出す」こととは真逆の「辛抱する」というような時期が。

時間をかけて吸収しないと、新しいことに挑戦しても全て中途半端になる気がしたのです。

 

 

やはり結果を出すあるいは本質を理解するためには、

一つの物事を10年くらいやらなければいけないという感覚があって。

もちろん10年で完璧になることはないんだけど、

それくらいやると「ああ、これはこういうことなんだ」っていう

言葉で理解する以上に、身体で理解できるという感覚があります。

 

自分で言うと10年続けてきたことは剣道と英語で、

この二つはまだまだこれからも頑張っていかなければいけないけど、

なんとなく全体像を感覚で掴めている感じがします。

「こういう時はこうすれば大丈夫」的な。

そこまでいけると結果に繋がってきたりもするのかなあ。

 

そういう意味で、

自分の中で10年積み重ねられるもの(積み重ねたいもの)として

今の仕事を選び、今の会社を選んだのだと思います。

 

だから今は、感覚的にまだ何もわかっていない状態で

結果を出すことにはまだ程遠い、耐える時期なのかなあと感じます。

 

2022年もお幸せに!がんばろう!